2024.10.18お知らせ
この夏は記録的な暑さだったこともあり
10月なのに25℃以上の夏日が続いていますが
しっかりとKBSの周りでは秋を訪れを告げてくれています。
KBSではトラック2台が立て続けに
飛び石の影響でフロントガラスに
ヒビが入りってしまいました。
飛び石とは前方から飛んできた小石などで
フロントガラスや車両に直撃する現象の事です。
さすがに素人の我々では修理できないので
業者さんに直していただきました。
(ヒビに入っている空気をこれで抜いて真空にして専用の液を行きわたらせる道具。)
(専用ライトで液が固まるらしいです。)
(完成!傷の種類によってはフロントガラス丸々交換もあります。)
業者さんに飛び石を防ぐ方法がないのか
伺ってみるとプロならではの知識をお持ちでしたので
ご紹介します。
①『前方の車両との車間を空ける』
一番多いのが前方の車両からの飛び石です。
ダンプの後ろを走行中に落ちた石が
道路で跳ねて後方車両に直撃や、
前方の車両のタイヤの溝に挟まっていた石が
取れてしまい直撃などがあるため
車間距離を十分に取っておく必要があります。
②『追い越し車線を走行しない』
対向車線側からの飛び石は対向車両の速さと
自分が運転する車両の速さが足されたスピードで
石が飛んで来るため破壊力がありとても危険です。
2車線以上の道路では
追い越し車線ではなく走行車線を走行し
少しでも対向車までの距離を遠ざけます。
③『飛び石が多い季節は冬』
冬はスタッドレスタイヤを装着して
走行する車両が増加します。
スタッドレスタイヤは夏用タイヤとは違い
溝がとても深いため小石が挟まりやすくなります。
そのため飛び石が起きる可能性が高く
より一層の注意が必要となります。
④『重機を載せる小型トラックにも注意』
2tトラックや4tトラックに
ショベルカーなどの重機を載せているトラックを
たまに見かけると思いますが
それにも注意が必要だそうです。
重機を載せる際に一緒に小石なども載せてしまい
走行中に小石が落ちることがよくあるそうです。
多くの運送会社をまわり
ガラス修理をされてきたそうですが
継続的に修理依頼が続く運送会社には
一目で分かる、ある共通点があるそうです。
それはキャビン(運転席の部分)のフロント部分(前面)に
小さい傷が大量にあることだそうです。
小さい傷は飛び石が直撃してできるため
大量にあるということは
それだけ車間距離が常に近く
いずれフロントガラスに直撃し
短期間で再び割れる可能性が高いとの事です。
車間距離を空けて走行するよう
教育が行き届いていないために発生しており
運送会社全体で飛び石の被害にあってしまうそうです。
ちなみにローカルな話で言うと
加古川バイパスはとても飛び石が多いそうです。
交通量も多く
路面の凸凹も大きいため車両が跳ねやすく
対向車との距離も近いうえ
中央分離壁も低く
飛び石が直撃しやすい条件が揃っており
走行する際は気を付けなければなりません。
KBSでも取り組めることは積極的に行い
100%は無理かもしれませんが
飛び石の被害ゼロを目指していきたいと思います。
そうすれば自ずと常に安全な運転ができ
様々な事故の発生も防ぎ
クリーンな走行をする会社だというイメージを
皆様に持ってもらえることに
繋がっていくのではないかと思います。